2012年04月23日
4月20日(金)、21日(土)にスマートファクトリーショールームにて
4月度のイベントを開催致しました。
今回は『水漏れ修理の実演デモ』、『保全業務の実体験』、『話題の商品の原理、構造が分かる』
のこの3つをポイントに行いました。
2日間を通して、22社 37名の方に御来場いただきました。
御来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。
さて、次回のイベント開催日時は
6月14日(木) 10:00〜17:00(受付随時) となります。
次回のテーマは『コンプレッサーの省エネ運転』です。
↑ クリックにて拡大
皆様の御来場を、心よりお待ちしております。
ぜひお気軽にご参加下さいませ。
◇ご質問等ございましたら、下記までお問い合わせください。
豊安工業株式会社 0120-190-885
2012年04月23日
◇ 入社式 ◇
4月2日に2012年度入社式が行われました。
今年の新入社員は3名。中途採用にて1名。
豊安工業に計4名の新メンバーが加わりました。
緊張しつつも、ユーモアあふれる決意表明をしてくれた4人を見ながら、
私も昨年は新入社員側で、ガチガチに緊張してたな〜と
しみじみと思い出しました(^^)
しばらくは慣れるのに時間がかかると思いますが、
豊安はおもしろくて親しみやすい人ばかりなので、
早く自分のカラーを出せるようになるといいなと思います!
これから1ヵ月の社内・社外研修後は、先輩社員に同行し、各グループを経験します。
そして9月に、いよいよ配属決定です。
☆☆☆
◇4月 ピカピカ清掃◇
豊安工業では毎月第2火曜日に、“地域ピカピカ一斉清掃の日”という日があります。
いつもは、周辺地域のゴミ拾いや、公園の清掃などを行っていますが、
今回は番外編!
今月は会社の近くにある「産廃処理場」をキレイにしようということになりました。
普段よく使っている場所でも、いざキレイにしようと思うと
意外と汚れが気になってくるものですね。
産廃置場の清掃、整理整頓から始まり、周りの鉄柵や板、看板なども
磨き、溶接し、塗装までやると、やる前とは見違えるほどキレイになりました。
これは、今後キレイに使わずにはいられない!
毎月の地域清掃でも感じることに、
汚れていたり、ゴミが落ちている場所は、使う側も乱雑になりがちですが、
綺麗に清掃、整備されている場所は、使う人もその状態を維持しようと
意識してキレイに使おうとしているように思います。
(すごくたくさんゴミが落ちていた場所でも、次に同じ場所に行くと全然落ちていないなんてのもよくあったり…)
掃除をするその瞬間は大変でも、その後の事を考えると
やりがいがあります。
(なにより、きれいになると気持ちがいいですしね)
産廃置場もピカピカになり
気持ちのよい疲労感でぐっすり眠れた1日でした。
☆☆☆
今回のメルマガ社内報は以上です。
今後もこのように、社内の行事やちょっとした小ネタ等
お伝えしていきたいと思います。
また次回をお楽しみに(^^)ノ
総務グループ 竹内がお届けしました。
2012年04月23日
生産活動において、身近に利用されているものの一つとして『蒸気』があります。しかしながら、蒸気というものは漏れ、破損、保全工事が多い等、状態にムラがあり、信頼性に乏しいものと感じられている方は意外と多いのではないでしょうか?
蒸気管路において、健全な生産活動の妨げになる要因として、蒸気を使用するにあたり発生する『蒸気ドレン』が非常に多く関わってきます。
言い換えれば蒸気管路において発生するドレンをいかに迅速にかつ確実に外部へ排出できるかどうか、これが蒸気使用設備の生産効率の向上におけるカギであると断言できます。
このドレンを排出するという重要な働きをする機構が『スチームトラップ』です。
第1回目のテーマとして当社が得意としている蒸気設備の中の『スチームトラップ』に焦点をあて、トラブル事例を基に生産現場の改善を全4回に分けて考えていきたいと思います。
早速トラブル事例を紹介したいところですが、その前にまずは『スチームトラップ』とはそもそもどういう機器なのか?ということをある程度知っておく必要があります。
なかにはもう十分ご理解されている方々もお見えになると思いますが、おさらいという形で少々お付き合い下さい。
(1)トラップとは
トラップ=罠(わな)英語でわなという意味です。
罠を仕掛けてドレンを排除するそれがスチームトラップの語源です。
(2)スチームトラップの機能には3つあります。
1.蒸気ドレンを素早く排出する機能
2.蒸気を漏らさない機能
3.不凝縮ガス(エアー炭酸ガス)を抜く機能
(3)トラップの種類は
トラップの種類は世界中で3000種類あるといわれております。
1.メカニカル式(フロート式、バケット式)
2.サーモダイナミック式(ディスク式)
3.サーモスタティック式(温調式)
冒頭の写真は当社省ルームにて実験用の各種スチームトラップです、上からフリーフロート式、バケット式、ディスク式、温調式トラップです。
これを分解してみると構造は下記のようになっています。
トラップも使用用途によって以下のような特性がありますので使用する場所によって使い分けを行うと効率よく使用することができます。
(クリックで拡大)
いかがでしょうか?少なからずトラップというものがご理解いただけたでしょうか?
では次月より、いよいよ本題に入っていきたいと思います。
お客様の現場で以下のような現象はありませんか?
《蒸気使用時大きな音や振動が発生する》
これは「ウォーターハンマー」という現象の典型的な例です、ひどいものになると、建屋がゆれて恐怖感を感じてしまうケースもあります。
次回はこの「ウォーターハンマー」という現象を中心に紹介したいと思います。
尚、今回ご説明しました蒸気トラップの実物を弊社スマートファクトリー省ルームにて展示してあります。近くにお立ち寄りの際はお気軽にお尋ねください。
この記事に関してのご意見、ご質問等がありましたらGKC担当、永井までお問い合わせください。
HIC豊安工業株式会社のブログです。