2013年11月25日
皆さんこんにちは。前回は特別企画のため1回空いてしまいましたが、今回は予定通り“放熱について考える”の2回目となります。
第1回目として、蒸気は使用の有無に関わらず、管内の蒸気がどんどん放熱によってドレン(お湯)化してしまう事をお話ししました。このために保温施工によって無駄なエネルギーロスを削減するわけですが、通常この保温の材料をグラスウールにて施工されると思います。
グラスウールの良い点は以下の通りです。
(1) 安価である。
(2) 保温効果がある。
(3) 施工が容易である。
などでしょうか。しかし反面デメリットとして
(1) 一度濡れてしまうと(蒸気漏れ)保温効果がほとんどなくなる。
(2) 屋外での使用は雨等がかからない様ラッキング工事が必要となる。
(3) 複雑な形は対応しづらい場合がある。
となります。
この様な理由によって配管の接続部分(蒸気漏れの可能性)や減圧弁や熱交換器等(メンテナンスの可能性)には保温をしない場合をよく見受けられます。
今回ご紹介するのは上記の理由により従来放熱ロスとは分かっていたものの保温をしてこなかった場所にも設置できる、豊安工業の商品である放熱カバー
“放熱守る君”です。
この放熱守る君の特徴としては以下の様な事があげられます。
(1) 対象物にあわせてオーダーメイドにて作製する為、複雑な形状でも取付可能。
(2) 基本的にマジックテープもしくは紐での取付の為、メンテナンス時の脱着が容易である。
(3) 蒸気漏れなどで濡れてしまっても乾けば再使用が可能である。
と従来保温を行うことが出来ないと思っていた場所にも簡単に取付が可能となります。
バルブや減圧弁以外にも以下の様々な場所にも取付が可能となります。
蒸気設備にとって放熱は避けては通れない課題です。
“いかに放熱量を少なくするか”が省エネ手法の1つとなります。
もちろん投資の問題もありますので、弊社では配管部分は従来通りグラスウールの保温筒を。接続部、バルブなどのメンテナンスの可能性のある場所は“放熱守る君”をご提案し、恒久的に放熱を防止できる方法をご提案したいと考えています。
最後に、弊社ショールームにて実験的に行った放熱状況を動画にてご紹介します。
ボイラーから出た蒸気がヘッダーに入ります。ここでヘッダー設置のバルブ2つだけ保温を外してみました。当然ながら蒸気の使用が全くない状態でも管内では蒸気がドレン化し、ヘッダー下部の蒸気トラップより放出されます。放出されたドレンを冷却し、どのくらいドレンが出ているかを撮影しました。少量ですが連続的にドレンが排出されているのが確認できます。形態は違いますが、まさしく熱漏れの姿ですね!
次回は放熱について考える最終回“配管からの放熱”となります。
お楽しみに。
2013年11月25日
☆ H 愛 C ☆
10月、今年もこの季節がやってきました。
豊安工業恒例行事
“50kmチャリティ歩行”!!
夜7時から歩きだし、一晩中歩き続けるという、この時期恒例のイベントです。
今年のコースは会社発⇒豊田方面⇒長久手「モリコロパーク」にて折り返し⇒日進・三好・刈谷経由で再び会社へというコースでした。
福利厚生委員会が主体となり
綿密に行う打ち合わせ、コースの下見・・・。
準備は万全の態勢で行っておりました
が!
今年は1つ気がかりが・・・。
それは・・・台風!!
実はこの頃ちょうど大型の台風が接近の真っ最中!
直撃ではないものの雨は避けられないだろうという状況が続いていました。
歩くだけでも辛いですが、
雨はさらに体力を奪う・・・><
ということで各自、カッパはもちろんの事。
シューズ用のレインカバー、防水スプレーなどなど
雨対策に走り回りました。
そんなこんなで・・・当日。
雨を心配しながらも
歩く・・・
歩く・・・
結果。
奇跡的に雨に降られることなく
全員無事にゴールテープを切ることが出来ました。
いやはや、本当~に雨が降らなくてよかったぁ(*´▽`*)
さらに今年は気温も落ち着いており
大幅に体力を奪われることもなかったおかげで(?)
今年は、全4チーム全てが朝7時台にはゴールする事が出来ました。
これも奇跡的♪(*´U`*)
このイベントでは、歩行班・歩行サポート班・業務サポート班の
3つに分かれます。
それぞれに役割があり、お互いの助け合いの上で成り立つ、
集団の力をとても感じることのできるイベントです。
社員以外にも、協力業者の方なども多くいらっしゃいます。
中には、9年連続参加、毎年1人ずつ若手社員を連れて
参戦していただける方も。
とても嬉しい♪♪
たくさんの感動と、発見を得ることのできるこのイベント。
足の疲れ、体の痛み以上に、心地よい達成感を知ってしまったら
歩かずにはいられません!
ゴール後に用意された豚汁のおいしさは格別です(*^^*)b
今年のテーマは 『H 愛 C』。
その言葉の通り、たくさんの人の愛が溢れた
2日間となりました(^^)
HIC豊安工業株式会社のブログです。