2014年10月03日

シリーズ第11回 コンプレッサーの現状把握について考える

皆さんこんにちは。
今回からテーマが変わりまして“コンプレッサーの現状把握について考える”となります。

“省エネの第1歩は現状把握から”と言われるように、コンプレッサーの省エネを行うにも当然ながらコンプレッサーの現状把握を行う必要があります。
当社のあるこの愛知県三河地区は非常に車関係の製造業が多くあります。この車関係の製造業ではコンプレッサーで使用されるエネルギーの割合が高いため、コンプレッサーの省エネが工場全体の省エネにつながる場合が多くみられます。
では、“現状把握”を行う際に何を把握すればいいのでしょうか・・・。

結論から先に言いますと、それはコンプレッサーの『比動力値』だと考えています。


しかしながら、当たり前の話ですが、実際の工場ではコンプレッサーの効率や、設置台数、負荷状況、吸い込み温度状況が全く異なってくるため、カタログ数値通りエアーを効率よく作り(使用し)続ける事はできません。

しかしながら、当たり前の話ですが、実際の工場ではコンプレッサーの効率や、設置台数、負荷状況、吸い込み温度状況が全く異なってくるため、カタログ数値通りエアーを効率よく作り(使用し)続ける事はできません。



比動力が変化する(カタログ値と異なる)要因を以下にまとめてみました。 
(吸込条件は2013年6月からのメルマガ“吸気冷却について考える”も是非参考にして下さい)

比動力が変化する(カタログ値と異なる)要因を以下にまとめてみました。
(吸込条件は2013年6月からのメルマガ“吸気冷却について考える”も是非参考にして下さい)


コンプレッサーの省エネ手法はたくさんありますが、大元であるコンプレッサーが効率よくエアーを送りだしていなければ、それ以外での対策があまり意味を持たなくなってしまう場合があります。特に複数台同時に運転している場合は一度この“比動力”がどのくらいなのか確認してみる事が今後の省エネ活動に対して非常に重要と考え当社では、現状把握の一環として流量計と電力計の設置をお勧めしています。ご要望があれば是非当社営業担当にご連絡下さい。 
 
次回は現状把握“エアー漏れの現状把握”をご紹介します。

コンプレッサーの省エネ手法はたくさんありますが、大元であるコンプレッサーが効率よくエアーを送りだしていなければ、それ以外での対策があまり意味を持たなくなってしまう場合があります。特に複数台同時に運転している場合は一度この“比動力”がどのくらいなのか確認してみる事が今後の省エネ活動に対して非常に重要と考え当社では、現状把握の一環として流量計と電力計の設置をお勧めしています。ご要望があれば是非当社営業担当にご連絡下さい。

次回は現状把握“エアー漏れの現状把握”をご紹介します。




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