2015年06月23日
みなさんこんにちは。
月変わりでお届けしています技術系情報コーナーの第3弾は
私達、工場管理部が担当させて頂きます。
私達は日頃、お客様の工場にお伺いさせて頂き、設備に関する様々な工事に
携わらせて頂いています。
その中で省エネ、改善手法と同等に、
施工における品質、安全管理も重要なノウハウだと考えています。
そこで、ここでは他の技術系コーナーとは視点を変え、
施工や安全に関するテーマを中心に
「 SmartTopics~スマトピ~ 」
と題してお届けしていこうと思います。
そして、スマトピ第1回はこれからの時期無視することのできない
「熱中症」をテーマにお届けいたします。
早速ですが、熱中症とな何なのか?
ニュースなどでも頻繁に取り上げられる機会が多いため、
みなさんもよくご存じだとは思いますが、念のため、まとめておきます。
□熱中症とは・・・?
暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称。
主な症状としては、めまい、失神、頭痛、吐き気、気分が悪くなる。
体調の変化として体温の異常な上昇、
異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。
最悪の場合、命に係わる可能性もある。
近年、この時期になると非常に注目されることもあり、対策など一般的にも
浸透してきていると感じるのですが、誤解されがちな事があります。
それは塩分摂取です。
(1) 汗をかくと、身体の塩分が失われる。
(2) だから水分には塩を入れて、常に塩分補給をしなければいけない。
(3) 塩飴、梅干しを食べて塩分を補給しなければいけない。
汗をかいたら塩分を補給していますか?
夏だから、汗をかいたからといって、塩分を過剰に意識してとるのは、
実は・・・間違っているのです!!
夏の暑い日、私たちはどのくらい塩分を失っているのでしょうか。
とある実験結果があります。
1日中炎天下で作業をしたとしても、平均の塩分摂取量で
充分まかなえていると言えます。
こまめに塩分(を重点的に)補給を行うというより、暑くてもしっかり食事をとることが重要だと言えるのではないでしょうか。
そのようなことも踏まえつつ、正しい予防と対策を整理してみましょう。
まずは予防について・・・
大切なことは、自分だけは大丈夫と無理をせず、
早め、早めの行動を行うことです。
水分補給などは体調の良否ではなく、最低限の間隔以上に定期的に行うなど
決めてしまった方がよいかもしれません。
また、お互いの様子を気にかけ少しでも様子がおかしいようならば相手に休憩、
水分補給などを促してあげる事ではないでしょうか。
日頃から暑さに対する抵抗力をつける為に、室内にいる時などはエアコンの
設定温度を下げ過ぎず、多少の暑さには慣れておくことも重要です。
体が暑さになれると、心理的にも暑さ感が弱まり、同時に体の機能にも変化が
みられるようになります。
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あらかじめ予防できるのであれば、それに越したことはありませんが、
万全を期したつもりでも熱中症に遭遇することもあるかもしれません。
そのような時にもあわてず適切な行動をするように心がけていきたいですね。
最後に熱中症が起こってしまった場合の応急処置を紹介します。
熱中症の応急処置には様々な方法があります。
気を付けないといけないのは、
間違った熱中症の応急処置をしてしまうと、
かえって患者の様態を悪くする恐れがある ということです。
正しい応急処置の方法を身につけて、
最善の対策がとれるように覚えておきましょう。
以下にまとめてみました。
熱中症は早期発見、早期対応が肝心!!
時間が経過すると共に重症度も増します!
日頃から熱中症に対する対処方法を十分理解して、
いざという時に慌てないようにしましょう。
次回はメンテ日記第2回をお届けいたします。
お楽しみに!
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