2017年06月10日
今回は、排水についてのお話です。
工場からは色々な排水が出ますが、特にボイラーの排水処理について紹介します。
テーマ “ボイラー排水の適正な処理方法について”
目的
「コンプライアンスを順守し有害な排水を流さない」
得られる効果
・環境に配慮した事業所としてPRが出来る
内容
排水基準値内に抑えるシステムを設置し排水処理を行う
※クリックにて拡大(以下同)
◇ボイラーのPHについて
ボイラーを管理する上で、重要なポイントは排水のPHです。
通常ボイラーの排水は、11~12程度のアルカリ性の状態です。
この為、排水基準である5.8~8.6まで下げる必要があります。
その方法としていくつかの処理方法を紹介します。
1.中性水による希釈
2.薬注(塩酸、硫酸等)装置による中和
3.炭酸ガスによる中和
4.排ガスによる中和
などがあります。
■まとめ
普段当たり前に使用し、当たり前のように排水している水。
適正な処理をしなければ、徐々に環境を破壊してしまいます。
使用する反面、責任を持って処理をする事が求められています。
今回その一つとして、ボイラーの排水処理について、ご提案をさせて頂きました。
もちろん、ボイラー以外の機器も含め、工場全体を考えていく必要があります。
我々はそのサポート役として、全力で問題解決にご協力致します。
お気軽にご相談下さい。
【お問合せ先】
エンジニア部 谷川・桐山まで
TEL:0566-81-0885
FAX:0566-82-0321
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