2017年08月10日

薬品に強い塩ビ配管の紹介

今回は、材料についてのお話です。
工場からは色々な排水が出ます。中には、薬品や危険とされる液体(酸、アルカリの強い)物も含まれます。配管は屋内にとどまらず屋外にも設置されます。
昨今、環境に対して改善や整備をされる企業様が増えてきました。
また従業員さんの職場環境を整備する取り組みが多くなりました。
そうした中で管材の紹介をしたいと思います。

テーマ “薬品に強い塩ビ配管の紹介”

目的
「環境汚染対策及び安心して仕事が出来る職場作り」

得られる効果
・薬品事故が無くなる
・環境汚染を防止できる

商品名
【エスロンプラントVP配管】
(製造メーカ― SEKISUI 積水化学工業)

■一般的な配管施工
配管を施工する場合、後々のメンテナンスを考え、通常工場内の通路上に施工します。
なぜなら、機械の設置エリアの場合、配管を取り替えたり、修理したりする場合に作業性が悪くなりコストがかかります。
また、中に入っている液体が漏れたりすると、機械の故障の原因になる可能性があるからです。
配管の施工位置としては、高い所に布設する場合が多い為、余計に通路上が多くなります。

また、従業員さんの安全を守るためには、頭上には何もない方が地震等の場合には有効となります。

■流体によって材質を選定します
工場内には、様々なエネルギーが配管内を流れています。
例えば、蒸気やエアー、水などは一般的なものになり、ほとんどのパイプは鉄の物を使用します。
しかし、薬品の場合は、塩ビ系のパイプを使用します。なぜなら鉄のパイプでは、薬品によって溶けて、挙句の果てには穴が開いてしまうからです。

この様に流す流体によって、材質を選定する必要があります。

■漏れてしまったら
長年使用し続けると、時々漏れる事があります。
原因は様々ですが、多くは、配管と配管の繋ぎ目が漏れる場合がほとんどです。

しかし、繋ぎ部分ではない所から漏れている場合があります。
良く見ると、直管の部分から漏れている事があります。
水滴が付いたようになります。
これは、中の流体とパイプの材質が適合していない場合に起こります。
塩ビなら大丈夫ではなく、塩ビのパイプでも特性が違うと言う認識を持って頂くことが必要です。

■従業員さんを守る
通常上で漏れると、従業員さんにかかる可能性があり重大な事故につながります。
又、環境にも良くありませんし、敷地外に流れ出てしまうのも、企業としては避けたい事であります。

そのような流体に適合するものが、今回の商品であります。

特徴は、
・耐食性に優れている
・耐衝撃性に優れている
・耐薬品性に優れている
・薬品が外部にしみ出さない


■安心・安全のために
パイプの表面から漏れる場合、何処から漏れるか分かりません。
常に通路を通る時、上部を気にして通行しなければなりません。
歩行の妨げになります。何より安心して仕事に集中できなくなります。




薬品に強い塩ビ配管の紹介

 (クリックにて拡大) 
※画像引用元:積水化学工業 “https://www.eslon-plant.jp/explanation/explanation_Plantpipe_and_Related-material_PlantVPPipe.pdf” 
 
 
 
流体の特性を確認した上で、材質を選定する事をお勧めします。 
最適な環境の中で、仕事に専念して頂きたいと願っております。 
 
 
【お問い合せ先】 
工場管理部:中村・石井まで 
TEL:0566-81-0885 
FAX:0566-82-0321

(クリックにて拡大)
※画像引用元:積水化学工業 “https://www.eslon-plant.jp/explanation/explanation_Plantpipe_and_Related-material_PlantVPPipe.pdf”



流体の特性を確認した上で、材質を選定する事をお勧めします。
最適な環境の中で、仕事に専念して頂きたいと願っております。


【お問い合せ先】
工場管理部:中村・石井まで
TEL:0566-81-0885
FAX:0566-82-0321




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