2018年12月07日
永年勤続表彰です。
40年・・・えーーー18才で入社。長い間、お疲れ様
我が社で半分は、入社したとき
「生まれてない」・・・社員さんです。
10年・・・まだまだ・・・先は長いですが、ファイト☆彡
我が社は、再雇用&パートさんにも永年、勤めて
下さった方には、同じように表彰いたします。
※気になるのは、???ですが・・・1年1万と言うことで
後はご想像に・・・・(* ´艸`)クスクス
MVP賞・・・76期・・・他の模範となり、数々の条件をクリヤーした
社員さんに一人を・・・表彰(中央)です。
売上・帳票の提出状況・無事故・無災害etc・・・
おめでとう~~これからも、がんばってね~
同期から、祝福です。
新人賞・・・入社同期の中から、選ばれますが
今回は現場やスケジュール管理など
コツコツ努力が認められました。
おめでとう~~後輩社員さんの見本となってね~
資格取得おめでとう~~76期は、女性の時代??
なんと1人だけでした~ガンバレ男性陣
乙4とボイラー技士2級の取得です。
現場で活かして下さいね。。。期待してます。
2018年10月15日
今回は、ストレーナーについてです。
日本語で笊(ざる)・篩(ふるい)という言葉に相当します。
つまり、液体と固体の混合物を分離する為に用いる濾過装置の事を言います。
目的
各種配管の中を流れる、水・油・ガス・空気・蒸気など流体の中には、液体の中の異物や配管内の腐食やガスケットなどの剥離によるゴミが混入しています。
このゴミが、制御機器や計測器(流量計など)お客様の機械等に混入しますと、機器の異常や損傷、機械のトラブルによる故障の原因に繋がります。
それを未然に防ぐ物がストレーナーです。
つまり 機器を守る重要な役割を果たしている物 と言えます。
1.種類と構造について
沢山の種類がありますが、一般的にはY型、U型、W型が多く使われます。
今回は、この3つのタイプについて説明をします。
Y型
機器本体の形状がローマ字のYに見える事からその名で呼ばれています。
配管の途中に取り付ける事が多く、スペースもコンパクトであるため設置が容易です。
流体の抵抗が少ないのが特徴です。
U型
縦置き式のタイプで、上部にかごを取り外すための脱着部がある。
Y型より、ろ過面積が大きく、スクリーンは取って付きのバケットになっている。
W型(複式)
複式と言って、かごにあたる所が2つあるのが特徴です。つまり通路が2つあるため切替をする事により、液体を止めずにスクリーンのメンテナンスが出来る利点があります。
24時間稼働している機械等には最適なタイプです。
※使用用途、流体、メンテナンスを考慮した上で選定が必要です。
2.スクリーン
形状も大切ですが、もう一つ大切な物があります。どのタイプにもスクリーンと呼ばれるものが入っています。メッシュの大きさを決める必要があります。
つまり、どのくらいの大きさの異物を取るかを決める必要があります。
メッシュと網の目の数を表しています。
1インチ(25.4mm)の間に桝が何個あるかを言います。
メッシュの数が多ければ多いほど細かくなっていきます。
通常の水・冷却水等であれば40メッシュ以上。
蒸気や電磁弁等であれば80メッシュなど参考になる数値はありますが、メッシュは細かければいいと言う物ではなく、細かいほどメンテナンスの回数が増加します。スクリーンの内網の破損リスクが高くなりますので選定の際はご相談をお願い致します。
3.まとめ
ストレーナーはゴミや異物を取るとても重要な機器です。
そのラインの先にある大切な機器を損傷させないための物である事は先ほどお話ししました。どんどんゴミを取る事で管内は詰まって行きます。そのまま放置するとエネルギーの供給ルートが途絶えラインが停止します。しかしお客様にとってはそれも避けたい事であると思います。
その為には、ストレーナーの内部状態を監視する事が必要となります。
そこで。ぜひご提案したいのが、ストレーナーの前後に差圧計を取り付けられる事をお勧めします。
差圧の目安としては、0.1Mpa以内で使用して頂くことです。
そして、年1回の定期清掃の実施のお願いであります。
機器を長く使うにはメンテナンスが重要です。手間がかかりますが、大事に至る前の予防保全として一度ご検討されてみては如何でしょうか?
お気軽にご相談頂ければ幸いです。
【問い合わせ先】
営業部 高橋・黒木まで
TEL:0566-81-0885
2018年08月08日
クーリングタワー及び冷却水の基礎についてです。
冷却塔(クーリングタワー)の特性や水の性質を知っておく事は、設備を長く使うことになります。その点をふまえ冷却水管理装置のご提案です。
目的
「機械の温度が下がらない。水量が減ってきた。などの生産に支障を来すような状態を回避するため。また、トラブルによる設備の故障や修理にお金を使わないようにするため。」
得られる効果
・メンテナンスを含めたランニングコストがかからない
考えられるリスク
・初期投資が必要
1.冷却塔の原理
2.冷却塔の種類
開放型
密閉型
直接冷却水が空気に触れることは無く、銅管の中を通ります。
銅管の周りを空気と水によって、冷やされる構造になっています。
冬場、凍結による銅管の破損に注意が必要です。
外部環境が悪い時(砂埃や落ち葉等が舞い込んでくる)や冷却水の管内の異物を入れたくない場合に採用されることがあります。
3.冷却水の特性
冷却水を長時間使用すると、濃縮が始まります。水の蒸発や温度の変化の繰り返しにより
濃度が高まります。例えば、水1m3が蒸発すると、60gの不純物が残ります。
そのため、濃縮しないように水の補給や、水質の管理が必要となります。
冷却塔ではどれくらい蒸発するのか?
例えば、CTA-2NEの場合
循環水量 13L/min × 2 =26L/min
蒸発損失 26L/min × 0.87% = 226cc/min
約1%の水が蒸発してきます。
また、それ以外にファンによる飛散水量が、0.1%
ブロー水量は、0.3%、
全体では0.87 + 0.1 + 0.3 = 1.27%となり
約350cc/minの補給水が必要となります。
4.濃縮を防ぐ対策方法 事例
冷却水管理装置を取り付ける。
濃縮を自動的に給水する事で事前に防ぎます。
また、薬品の投入により藻の発生などの有害な物質を同時に防ぐことが出来ます。
5.まとめ
どのような水質を維持するかによって、冷却塔及び水質の管理の仕方が変わります。
初期投資と後々のメンテナンスを検討した上で、設備仕様を決めることをお勧めします。
一度、濃縮が始まりますと、除去するためにコストがかかります。
全体のコストを視野に入れ、トータル的に安価な、長期的に安定した状態を保つようご提案をさせて頂きます。
お気軽にご相談頂ければ幸いです。
【問い合わせ先】
営業部 高橋・黒木まで
TEL:0566-81-0885
2018年06月15日
6月2日に新社長としてスタート☆彡
社長として「理念塾」にかける想いをお聞きしました。
社長コメント・・・2018年の理念塾開始にあたり、常に考える事。
理念とは、意思決定の基盤をなすものであり、自分の行動に迷った
時、理念に照らし合わせて判断することになります。
豊安工業の仕事や活動に関する基本的な「考え方」「価値観」
「想い」の理解を理念塾を通じ、深めて頂きたいと思います。
理念塾2年目・・・沖縄県からの入社第1号です。1年頑張りぬきました。
沖縄からの後輩もでき、先輩として見本となってます。
感想は・・・今回、社会人2年生になって初の理念塾と言う事で
改めて、理念の基礎を学び、去年一年間あやふやで流れていた
部分に気づかされました。今年はそこを、改善していきます。
理念塾2年目・・・一番の先輩、昨年の自然庵では、常に兄貴分の
ように接してくれました。
感想は・・・第1回目の理念塾を終え、1年と言う月日の経つ
速さに驚きました。今年の新入生を見て、昨年の今頃の
自分達も先輩から見たら、同じような感じだったのかなと
思いました。1年また1年と経過して行く中で、見える景色が
変わって行けば、成長している証拠だと思います。
2018年06月15日
製造工場さんの中において、さまざまなところに使用されているエアーですが、
そのエアーの質次第では、製品に不良がでたりすることがあります。
その原因の代表的なものが“ドレン”です。
今回は、エアードレンの性質や改善の方法をご紹介いたします。
1.エアードレン量
(クリックにて拡大)
例えば、合計2,000kwのコンプレッサーが、
ある工場で、24時間運転していた場合のドレン量は夏場で、
なんと・・・
9,677L /日のドレン が発生します。
ドレンを排出するために
ハイグロマスターやエアードライヤー、機械まわりでは
トラップやフィルターで取り除いています。
2.ドレンが原因での不具合について
1…機械関係では、サビを発生させて故障の原因になる。
2…塗装では、色ムラができてしまう。
3…食品では、雑菌が繁殖してしまう。
4…粉末輸送では、製品の不良が発生する。
5…電子部品では、不良品が出る。
3.効率よくドレンを取るには
※湿度の高いエアーは空気中に溶け込んでいるため
常温に近い所で設置する方が望ましいです。
※また、コンプレッサー本体の選定においても、給油式と
無給油式があります。
ドレンの処理や環境面から考えると、無給油式をお勧めします。
4.まとめ
各工場によりコンプレッサーの種類、大きさ、設置場所も違います。
また、ドライヤー等の種類によってもドレンの出方が違うため、機器の選定が複雑になります。
また、フィルターを多くつければドレンは取れますが、リスクとしては、
圧損が増えコンプレッサーの吐出圧力を上げなければならないケースもあります。
結論としては、
使用先の設備がどれくらいのエアーの品質を要求しているかを把握する事が
必要になります。
その質によりどのフィルターを取り付ければ良いかが決まってきます。
ドレンでお困りの皆様、ぜひ一度ご相談ください!
【お問合せ先】
営業部 高橋・黒木まで
TEL:0566-81-0885
FAX:0566-82-0321
HIC豊安工業株式会社のブログです。